せっかく田舎に住んでいるので、本気で草刈りをしてやろうと先日、マキタ MEM2651UHTを買いました。
草刈機(刈払機)は奥が深くて面白いです。
僕が検討した結果、「マキタ MEM2651UHT」は最強の草刈機(刈払機)です。
草刈機(刈払機)選びのポイント
- 草刈機(刈払機)にパワー(排気量)があるか?
- エンジン式か、電動式(充電式)か?
- 長く使える耐久性あるものか?
特に、草刈機(刈払機)のパワー(排気量)は、草刈り作業を安全に行う上で重要です。
「ウルトラオート4」などのナイロンコードカッターを使用する為には排気量26cc以上が推奨です。理由は後述します。
草刈機の選び方!
害虫対策は「草刈り」がコスパ最強!
僕が草刈りしようと思ったキッカケは「害虫対策」です。
4月も初旬頃、外は全然寒くて窓を完全に閉め切っている中で、四日連続でムカデが発生して恐怖したからです。
そのうち1匹は20cm越えのムカデでした。
完全に閉め切っている部屋なのに20cmの巨大ムカデが出没しました。
しかも、まだ4月ですから。田舎暮らしの初の夏場を想像するとメンタルに応えました。
気を動転させながら、とにかく、即ムカデを殺しました。
ちなみに、キンチョールの殺虫剤を3分くらい噴射しても仕留め切れずに発狂しかけました。
絶対にムカデ用殺虫剤を一本常備するのがオススメです。
ムカデ用の殺虫剤
マキタの草刈機(刈払機)「MEM2651UHT」はプロ仕様!
害虫を一掃するために、本格的なプロ仕様のマキタの草刈機(刈払機)MEM2651UHTを買いました。
「MEM2651UHT」は排気量25.4mlの4ストロークエンジンタイプのプロ仕様の草刈機(刈払機)です。
草刈機(刈払機)には電動式とエンジン式の2種類あります。
エンジン式と充電式(電動式)の違い
充電式・電動式タイプ | エンジン式 | |
---|---|---|
使用シーン | 住宅地でも近所に迷惑なく作業できる。 | 広い敷地や硬い草などを刈れる。 |
動力源 | 動力が電気なので手軽に使える。 | ガソリンなので面倒臭い。 |
メリット | 騒音や振動が少ない。 | 耐久性は高い。パワフルに草を刈れる。 |
デメリット | 耐久性は明らかに劣る。パワフルさに欠ける。 | 音が大きい。 |
価格 | 1万円〜 | 2万円〜 |
一見すると、充電式・電動式タイプが良さそうですが、パワフルさに欠けます。また、何回か使用するうちに必ず壊れます。
ちなみに僕は一万円台の電動式タイプの草刈機は2〜3回使って壊れました。
マキタ MEM2651UHTは排気量25.4mlのプロ仕様!
エンジン式でも排気量はさまざまです。よりパワフルで万能なのは排気量26mlが境界です。
排気量の違い
- 22cc未満:軽量コンパクトクラス。
- 23cc:標準タイプ。庭や小規模農地程度の広さで柔らかい雑草あれば十分に草刈りできる。
- 26cc以上:業務用として公園やゴルフ場などの整備において使われます。
- 30cc以上:山林の下草の伐採など、完全に業務用のハイエンド草刈機(刈払機)です。
マキタ MEM2651UHTは排気量25.4mlなので一般用でもプロ用でも万能の草刈機(刈払機)です。
安全に草刈りするためにナイロンコードカッターは必須!
安全に草刈りするならナイロンコードカッターがオススメです。マキタ純正で人気があるナイロンコードは「ウルトラオート4」です。
国民生活センターでは刈払機の刃にはナイロンコードを使用するのを推奨するくらい安全だからです。
軽快チップソーは、かなり危ないです。
ちなみに、ナイロンコードは「ノコブレード」が切れ味が良くて耐久性が抜群です。
変わり種で言えば「300号のまぐろ釣り用のテグス」も純正よりも長持ちすると言われています。
ナイロンコード | 金属刃 | |
---|---|---|
安全性 | ◎ | ▲ |
切れ味 | ▲ | ◎ |
飛散物 | ◯ | ◯ |
刈払機への負荷 | ▲ | ◯ |
小石・障壁の草刈り | ◎ | ▲ |
適している雑草 | 柔らかい草 | 硬い草 |
金属刃に対してナイロンコードが絶対に劣るのは「切れ味」です。
ナイロンコードは金属刃と異なり刃物ではないからです。
ただ、切れ味以外は金属刃よりもすべてにおいて安全・安心です。
その他、ナイロンコードの「刈払機への負荷:▲」っていうのはなに?と思うかも知れません。
ナイロンコードカッター使用上の注意!
ナイロンコードを使う場合は、以下の点に注意しましょう。
ナイロンコードの注意点
- ナイロンコードの出し過ぎに注意する。長くても10cm程度にする。
- 草刈機(刈払機)はパワー(排気量25.4ml以上)のものを使う。
- エンジンの回転数は高めで使用する。
ナイロンコードの利用は「草刈機には負荷が高いから」です。
これはナイロンコードの金属刃との駆動部の違いに関係します。ナイロンコードは「切れ味」が悪いと言いました。
どうして「切れ味」が悪くなるのでしょうか?
それはナイロンコードの草刈機には金属刃より回転数が必要になるからです。
駆動部の違い
ナイロンコード | 金属刃 | ||
---|---|---|---|
駆動部 | 外周 | コードの外周が大きい | コンパクト |
重量 | コード部の重量が重い | 軽い | |
刈り取り方法 | 引きちぎるように刈り取る | 切断 | |
回転数 | 通常より必要 | 少なくて良い |
ナイロンコードは草に当たると回転部に少なからず抵抗が掛かっています。その抵抗を跳ね除けるパワーがないとエンジンの回転数が下がります。
そうなると、ナイロンコードの回転数も下がるので、コードが草に絡みやすくなり、さらに回転数が落ちます。
ナイロンコードの草刈機(刈払機)
コード部が重くて外周が大きい | 引きちぎるように刈り取る |
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回転を上げるの時間がかかる | 回転数が必要になる |
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草刈機(刈払機)本体には、通常以上にパワーが必要になる。 |
草刈機(刈払機)には「草の抵抗を受けない一定以上で回転数させるパワー」が必要になります。
遠心クラッチとは、内側のクラッチが外側の回転部に遠心力により接地して動力を伝える仕組みです。
※遠心クラッチの機構は、内側で回転するクラッチと、外側の回転部から構成されます。
草の抵抗が強いと
内側のクラッチ部は高回転 | 外側の回転部は低回転 |
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クラッチがすべって摩擦となり熱がでます。 | |
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特にエンジン本体が高熱になる。 |
草の抵抗を受けて、回転数が上がらない状態は、クラッチがすべって摩擦熱が発生している状態です。この熱はエンジン本体の傷めるので注意が必要です。
ナイロンコードカッターは小石も弾きづらくノックバックがない。
ノックバックはとても危険です。
チップソーの刃の12時から3時方向で、刃が走る方向(ヘッドを左から右)に動かすと刃が弾かれるように加速する現象が起きます。これをノックバックと言います。
自分が予期しない方向に刃が弾かれるので、周りに子供がいたりすると簡単に当たってしまいます。子供は興味本位で刃先に近づいてきたりするからです。
ナイロンコードカッターを使うだけでキックバックを予防できます。さらに小石や壁際でも弾くことなく草を刈れるのでとても楽です。
マキタの草刈機(刈払機)「MEM2651UHT」レビュー!
文章
マキタ MEM2651UHTの特徴!
- 排気量25.4mlの4ストロークエンジン
- ダブルスロットルレバー
- Uハンドル
- 標準刃は軽快チップソー
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