HDMI2.1ってなに?HDMIとDisplayPortの違いを解説!

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モニターにケーブルを繋ぐ際にHDMIとDisplayPortのどちらで接続すれば良いか迷った経験はありませんか?HDMIか、DisplayPortかの接続するケーブルによっては、モニターの性能を落としかねません。

特にFPSゲームのプレイでは死活問題になるのでHDMIとDisplayPortの違いを知っておいて損はありません。

何よりわざわざ高級なゲーミングモニターを買っておいて、自分の無知で性能が落ちているなんて状況は避けたいはずです。

FPSゲームではリフレッシュレートを最重視します。

本来ならハイリフレッシュレートが出せる性能なのに、たかがケーブルの選択だけで性能を落とすわけです。

さて結局のところ、HDMIか、DisplayPortかどちらが良いか?

結論は

調べるのが面倒くさいならDisplayPortに接続しましょう。ゲーム用途ではない通常利用の場合は、HDMIでも、DisplayPortでもどちらでも良いです。

ゲーミング用途ならDisplayPort接続が安パイです。ただまぁケースバイケースです。

この記事ではHDMIとDisplayPortの違いを述べた上で、どちらで接続したら良いか調べる方法を紹介します。

HDMIとDisplayPortでモニターの電源切った際の違い

そこまで重要ではありませんが、HDMIとDisplayPortでモニター電源を切ったときに違いがあります。

電源入切での違い

  • DisplayPort:モニターの電源を切ると、デスクトップの状態が保持されない。
  • HDMI:モニターの電源を切っても、デスクトップの状態が保持される。
目次

ゲームで重視するモニタースペック

HDMIとDisplayPortの違いの前に、まずモニターのスペックを把握しておきましょう。モニターが分かれば、HDMIとDisplayPortの違いの理解も深まるからです。

HDMIか、DisplayPortかのどっちで繋ぐかで迷う前提は「ゲーミング用途」です。

ゲーム用途でない通常利用の場合は、画質優先です。リフレッシュレートなんか60Hzあれば十分です。

つまり、ゲーミング用途でなければHDMIでも、DisplayPortでもどっちでも良いです。

ゲームで重視するモニタースペック

  • 応答速度1ms以下 ※低遅延
  • 144Hz以上のハイリフレッシュレート
  • 画質はFHDで十分

ゲームで重視するモニタースペックは「低遅延・ハイリフレッシュレート」です。

ゲームの場合、画質よりリフレッシュレートならリフレッシュレートを優先しましょう。

4K120Hzのモニターより、FHD240Hzの方が確実に勝率は上がります。

4K120Hzのゲーミングモニターは10万を越えますが、FHD240Hzなら4万円で買えます。

ゲームで勝つなら何よりも低遅延・ハイリフレッシュレートを優先しましょう。

4万円の最強ゲーミングモニター!

HDMIとDisplayPortの違い(仕様について)

HDMI、DisplayPortともにバージョンがあります。見慣れるまではややこしいかもしれません。HDMI2.1は4Kハイリフレッシュレートを可能にする最新バージョンで話題です。

さて、下にHDMIとDisplayPortのスペック表をまとめました。これだけ違います。

HDMIとDisplayPortの違い

HDMIDisplayPort
HDMI2.0HDMI2.1DP1.2DP1.4
FHD240Hz240Hz240Hz240Hz
2K WQHD144Hz240Hz165Hz165Hz
4K60Hz120Hz60Hz120Hz
8K未対応30Hz未対応30Hz

現在、多く見かける主要なバーションを青網がけしています。

HDMIとDisplayPortの違いは2K(2560×1440)以上の解像度でのリフレッシュレートです。

もし、2K(2560×1440)以上のモニターを使っているならDisplayPortに接続する方が性能を引き出せます。

また、この表は単なるスペック表でしありません。

最終的にHDMIか、DisplayPortかを選ぶには、PCの性能、モニター側のスペックを考慮した上で判断します。

ちなみに、ケーブルはM1・M2 Macなどにも使えるように末端がUSB-C端子のケーブルを用意すると使い回せて便利です。

USB-C to DP1.4ケーブル

USB-C to HDMI2.0ケーブル

HDMI2.1

HDMI2.1は最新バージョンで話題です。主な用途は4K(3840×2160)でのハイリフレッシュレート(120Hz)利用です。

特にPS5を4K120ヘルツでやりたい場合に、HDMI2.1対応の4Kモニターが存在価値を発揮します。

HDMI2.1対応の4K144Hzゲーミングモニター

やはり最高級のゲーミングモニターなだけあり値段はバカ高いです。

4K最大144Hzと記載がありますが、これはあくまでモニタースペックであり、HDMI2.1のケーブル仕様に照らすと120Hzが上限です。

仮に4Kでゲームをしないのなら、このモニターは13万もしながら高々FHD144Hzのモニターでしかありません。まぁパネルはIPSパネルで上質ですが。

今現状のFPSゲーム界隈で言えば、たかだか4K120ヘルツ程度のモニターは必要とされていません。安いか高いか以前に、ゲームは勝てないモニターなんか鉄屑でしかないからです。

やはりFHD240HzだせるPixio PX279 Primeが一番良い選択だと思いませんか?

4万円の最強ゲーミングモニター!

実践!HDMI、DisplayPortか、どちらで接続すれば良いか調べる

モニター性能を最大限引き出すために、HDMIか、DisplayPortかのどちらのケーブルで接続すれば良いか調べる方法を紹介します。

こんがらかるかもしれませんが、競技系FPSゲームで確実にハイリフレッシュレートでプレイ出来るようになるので、知っておいて損はありません。

調べる方法

  • ①PCの出力スペックの確認
  • ②モニター側のスペック
  • ③HDMI、DPケーブル端子の確認

上の流れで確認します。スペックに詳しくなくても、この流れを大体つかめれば良いです。

Pixio PX279 Primeを例に確認してみましょう。

PCの出力スペックの確認

PCの出力スペックはグラボの性能に左右されます。これは大体の目安として知っておくだけで大丈夫です。

グラボの性能目安

  • FHD240Hz:NVIDIA GeForce RTX 3060 以上
  • 2K165Hz:NVIDIA GeForce RTX 3070 以上
  • 4K120Hz:NVIDIA GeForce RTX 3080 以上

はっきりと断言しますが、まぁゲームはFHD240Hzで十分です。

なので、ゲーミング用途でマシンの新調を考えるならNVIDIA GeForce RTX 3060で十分です。

マシン予算は16万程度です

余談:M1・M2 Macの出力スペック

M1・M2 Macには「Air」と「Pro」の2種類あります。M1・M2 Macの場合は内蔵モニターと外付けモニターで出せるリフレッシュレートを把握します。

Airの内蔵モニターは60ヘルツが限界だが、、、

内蔵モニター外付けモニター
Air
最大60ヘルツ、応答速度不明
 
最大120ヘルツ、応答速度はモニター次第
Pro
最大120ヘルツ、応答速度不明
 
最大120ヘルツ、応答速度はモニター次第

ポイントは「M1・M2 MacBookAir」の場合、内蔵モニターでは60Hzが限界ですが、外付けモニターでは120Hzまで上がるということです。

敢えてM1・M2 Macに触れている理由は、実はM1・M2 MacBookAirが「最強のゲーミングノート」だからです。あまり知られていませんが。

モニター側のスペック!

Pixio PX279 Prime のHDMIとDisplayPortを確認する(モニター側の確認)
引用:https://www.pixiogaming.jp/px279p

上は、Pixio PX279 Primeのモニタースペックです。これを見る確認する理由は、DisplayPortとHDMIで出せるリフレッシュレートが変わっていたりするからです。

Pixio PX279 Primeのスペックにおいては、DisplayPort、HDMIともに上限240Hzまで出ますね。

接続端子の違い

HDMIDisplayPort1.4
2.02.1DP1.2DP1.4
FHD240Hz240Hz240Hz240Hz
2K WQHD144Hz240Hz165Hz165Hz
4K60Hz120Hz60Hz120Hz
8K未対応30Hz未対応30Hz

Pixio PX279 Primeの場合は、HDMI2.0で接続しようが、DisplayPortで接続しようが確実に240Hzでるモニターです。

Pixio PX279 Primeは使いやすくて、やはり優秀なディスプレイですね。

4万円の最強ゲーミングモニター!

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