プロパンガス料金はとても高いです。プロパンガス料金は都市ガスに比べて1.8倍くらい高いと言われます。そんなプロパンガス料金が無料で安くする方法は、あまり知られていません。
プロパンガスの問題
プロパンガスが高いのは、提供されるLPガス料金は全国一律ではなく自由に設定できる料金だからです。このため、契約するプロパンガス会社によって本来のLPガス料金よりも大幅に高くなる可能性があります。
プロパンガス料金は都市ガスに比べて必ず高くつくのは事実です。そもそもLPガスが都市ガスより高いからです。ただ問題は、利用しているプロパンガス会社が適正価格を考慮せずにLPガス料金を値上げしている場合です。
高いプロパンガス料金に文句を言わないカラクリ
プロパンガス会社は「丁寧な口ぶり」「何食わぬ顔」で高いガス料金を設定していますが、利用者は「都市ガスと同じ」と思って使うので「ガス会社」を簡単に変更できないと考えて高いLPガス料金を支払い続けます。
高いプロパンガス料金であっても「プロパンガスは都市ガスより高い」と認知されているので、なんの疑問もなく払います。そのガス代が高すぎる料金体であるとは知らずに。
この記事ではそんなプロパンガス料金を無料で安くする方法を紹介します。ちなみに、この記事で紹介する方法は、つい最近僕が実際に試して高い「プロパンガス料金」を無料で安くした方法でもあります。
確実に安くなる方法と断言して紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
関東で学生時代を過ごしましたが、その頃にプロパンガスの賃貸に住んでいました。僕は慶應義塾大学 日吉キャンパスに通っていましたが、住んでいる賃貸は大学から徒歩40分くらいの神奈川県川崎市幸区という場所に住んでいました(ちょうど夢見ヶ崎動物公園から5分くらいの場所です。)。
まぁ、田舎ではない場所だと思いますが、住んでいた賃貸はプロパンガスの賃貸でした。賃貸は月4.6万の4畳くらいのボロアパートでした。僕は典型的な貧乏学生でした。
多分、古いアパートだから?設備費をケチってプロパンガスだったのかもしれません。月々のガス代は都市ガスに+2,000円くらい高かった気がします。
地場のプロパンガス会社の「ぼったくり価格」。
持ち家は、住居として利用しておらず、完全に一年に一度行けば良いくらい「空き家」でした。その都度、地場のLPガス会社から「8kg約4㎥のLPガスを6,000円」で購入していました。
都度買い切りとは言え、8kg約4㎥のLPガスを6,000円(1㎥あたり1,500円)というのは、かなりの【ぼったくり価格】です。
事前に親が気を効かせて、この会社にガスメーター取り付け工事の見積もりを確認したら10万円かかると回答を受けていました。僕は母親づてに話を聞きましたが、シンプルにガス供給を理由に「利用者を食い物にする会社だな」と思いました。
田舎暮らしに興味がある方は、本から「田舎暮らし」をはじめてみませんか?地方出身者にとって、田舎での「住み心地」は、大して都内と変わりません。都内にいても、結局は「巣ごもり」でネットさえあれば生活が成り立つからです。
なぜ地場の会社に依頼していたか?
理由は、この「空き家」を建てた時から付き合いだったからです。「空き家」を建てたのは親(母親)で、僕が今回この「空き家」を利用するにあたって、住居周りで分からないことがあれば「昔から全てこの会社にお世話になっている」と言われて、母親からこの会社を紹介されました。
僕の親(母親)は騙されやすい性分ですが、「やっぱりか」と思いましたが、なんの疑問もなくこの「空き家」を建てた後20年もの間、この会社にカモにされているようでした。ガスに限らず、水回りなどもこの会社におんぶに抱っこだったようです。
20年付き合った地場のLPガス会社には「何も言わず」に切り替えました。
この記事で書いてるLPガス料金を安くする方法で、地場のLPガス会社を切り替えました。母親が「とてもお世話になってきた」という20年付き合いのあった会社ですが、何も言わずに切り替えました。今後、この会社に「何かお願いすること」はありません。
ちなみに、8kg約4㎥のLPガスを6,000円(1㎥あたり1,500円)から「どうせ通常のガス契約をしても高い」だけと判断して、通常のガス契約料金すら確認せずに切り替えました。
しかも、地場のLPガス会社から切り替えることでガス料金が安くなっただけでなく、地場会社から事前に聞いていたガスメーター取り付け工事費10万円も、新しいガス会社に無料で対応してもらいました。かなり運が良かったのかもしれませんが。
危うく地場のLPガス会社を継続していていたら【工事費10万円】を取られているところでした。このLP会社からの請求額を聞く限り「食い物」にされている感があり、しかも、【ぼったくり】と言ってもおかしくない金額でした。さっさと「縁を切る」に越したことはないでしょう。
これから田舎暮らしをする人へのアドバイスも含めて書きますが、住居に関しての「分からないこと」は行政に必ず確認しましょう。僕の母親のように会社に依頼すると「小銭稼ぎ」にされるだけです。
行政は住民の暮らし相談に対して、こんな地場の会社の比じゃないくらい的確に正しい方法を教えてくれるからです。当然、無料です。
母親から紹介を受けた会社は、昔から「ゴミ捨て」「地域自治」「電気ガス水道」などすべてをおんぶに抱っこでお世話になってきた会社でした。母親は「とても親身に親切にしてくる」と言ってました。
僕はそんな助言を一切聞かずに、この会社を切って心底清々しています。僕に分からないことがあっても、こんな会社に相談なんかせずに、すべて行政に相談しにいくだけなので何ら問題ありません。
高いプロパンガス料金を無料で安くする方法
結論から言うとプロパンガス料金消費者協会に相談するだけで、後のことは全部やってくれます。
一般社団法人プロパンガス料金消費者協会は、プロパンガス消費者の保護とプロパンガス料金の適正化を目的に、2009年4月にNPO法人として発足した団体です。
すべて無料でやってくれる
- プロパンガスに関する相談受け付け。
- 優良ガス会社を紹介してくれる。
- ガス会社の切り替えを手配してくる。
(依頼すると、新ガス会社の方から電話がくる。) - ガス料金を継続監視(ガス料金見守り保証)
こちらが心配になるくらい、いたれりつくせりの無料サービス内容です。プロパンガス利用者としては、NPO法人なので利害関係を気にせず安心して相談できます。何よりスタッフの方は、とても親身に話をしてくれます。
プロパンガス料金消費者協会が「怪しい」のは似てる会社が多いから。
Googleで「プロパンガス料金消費者協会 怪しい」で検索する人は意外と多いです。もしかしたら、読んでいる方の中にも「プロパンガス料金消費者協会 怪しい」で検索して、この記事に辿り着いたのでは?
なぜなら、この記事はそんなキーワードで検索してきた人をターゲットにした記事でもあるからです。おそらく、プロパンガス料金消費者協会を怪しいと思うのは似てる会社が多いからです。
プロパンガス料金の相談に乗ってくれる会社
- プロパンガス料金消費者協会
- プロパンガス料金適正化協会
- プロパンガス消費者生活センター
かなり似た名前ですし、違いがイマイチわかりません。なので、僕は相見積もりがてらすべての会社に相談しました。その結果LPガス料金が一番が安い会社を紹介してくれたのが「プロパンガス料金消費者協会」でした。
プロパンガス料金消費者協会 | プロパンガス料金適正化協会 | プロパンガス消費者生活センター | |
---|---|---|---|
オススメ | ★★★★★ | 未査定 | ★★★☆☆ |
コメント | LPガス料金が安くなりました。また「ガス料金見守り保証」で適正化したLPガス料金を保証してくれます。 | 関西地域のため対象外と判断しました。 | 新しいガス会社の紹介を受けましたが、肝心のLPガス料金は安くなりませんでした。 |
プロパンガス料金消費者協会が一番良い提案だったのは「たまたま」かもしれないので、不安ならすべての会社に相談してみると良いと思います。その中から最も良い提案があった先に依頼すると良いでしょう。
ネット依頼後、2日で優良な地場のプロパンガス会社を紹介してくれた。
今回は、京都府福知山市への引越しでしたが、当然地場のプロパンガス会社を知る由もなく、僕一人では「どの会社が良いか」探しようが無いわけです。
そんな中、プロパンガス料金消費者協会にWeb上から依頼して2日もせずに電話でプロパンガス会社を紹介してもらいました。そのスピード感に驚きました。しかも、紹介された新しいガス会社も、聞くだけで優良だと分かるガス会社でした。
LPガス料金比較
地場のガス会社 | 紹介されたガス会社 | ||
---|---|---|---|
基本料金 | 2,510円 | 基本料金 | 2,200円 |
0〜5㎥まで | 654円 | 0〜15㎥まで | 446.60円 |
5〜10㎥まで | 574円 | 15〜30㎥まで | 353.10円 |
10〜15㎥まで | 554円 | 30〜50㎥まで | 314.60円 |
15〜25㎥まで | 534円 | 50㎥以上 | 281.60円 |
紹介を受けたガス会社は、誰もが聞いたことがある大企業を親会社にもつLPガス会社でした。規模の小さい地場のLPガス会社と異なり、ガス利用者に「小金稼ぎ」をしないので安心です。
面倒なプロパンガス会社の切り替えも無料で全部してくれる。
「プロパンガス料金消費者協会は無料でどこまでやってくれるんだ?」というくらい全部やってくれます。紹介を受けた新しいガス会社に切り替えの意思表示を協会にすれば、協会から新しいガス会社に正式依頼をしてくれます。
後日、新しいガス会社から「古いガス会社の契約を切り替えるための手続きをしたい」と連絡がきます。そこで案内されますが、依頼者がやることは2つだけです。
やること
- 新しいガス会社が切り替えるための「委任状」にサインすること。
- 新しいガス会社が現地視察するので日程等を調整する。
委任状を出して新しいガス会社への切り替えは1週間ほど要するので注意して下さい。
新しいガス会社ではガスメーター取り付け工事も無料になった。
必ずしもプロパンガス料金消費者協会を通したから【無料】になったか定かでありませんが、今回新しいプロパンガス会社への切り替えに合わせて「ガスメーター取り付け工事」も無料でやってもらいました。
東京ガスですら工事費は掛かるので、どうして無料で対応してもらえたのか?よくわかりません。かなり運が良かったかもしれません。
僕は現在は京都府福知山市の「田舎にある空き家(持ち家)」で「家賃0円」生活をしています。僕が感じる「田舎暮らし」の最大のメリットは「家賃無料」で生活できることです。
以前、僕は平均年収以上で都内暮らしをしていましたが、それでも家賃が手取り年収の3割を占めていました。ふと、なんでこんな「効率が悪い生き方」をしているのか?と思ってしまいました。
僕にとって東京での暮らしは、「住みたくも無い東京都内」で家賃のためだけに時間を費やすだけのような「生き方」でしかありませんでした。
ガスメーター取り付け工事費について
画像の通り小型のLPガスを固定具なしで野ざらしで繋いでました。このため、「空き家」を住居として利用するには、ガスメーター、LPガスを固定する器具などを設置する工事が必要な状況でした。
地場のLPガス会社
紹介を受けたガス会社
ガスメーター取り付け等工事費の見積もりは【10万円】以上かかるとのことでした。
ただ、東京ガスの工事費約4万円を目安にすると、やはり【ぼったくり価格】です。
すべて無料でした。
これから「空き家」を利用して田舎暮らしを始めようとする方は、ガス設備の更新有無も含めて依頼すると「お得」になる可能性があるので、うまい感じに相談してみると良いと思います。
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