2021年も年末ですね。年末そして年始と言えば「福袋」か「セール」ですね。年末から年始にかけて、ゲーミングPCが安くなっています。
マウスコンピューターのBTOパソコン【G-Tune】シリーズもセール期間中です。
自作PCerの僕が見てオススメは【G-Tune EP-Z】ですね。年末年始セールで30,000円 OFFになりますし。
そんな僕は前回の記事でAMD Ryzen™ 9 5950Xを使って20万円台の自作をオススメしています。実は僕自身、選んだパーツがBTOメーカーが出すパソコンスペックと比較していなかったので、今回はこの記事で僕が選んだ自作パーツ構成の答え合わせも兼ねて年末年始セール中の【G-Tune EP-Z】を考察していきたいと思います。
自作PCerの僕のパーツ(スペック)選定の考え方を紹介します。
自作PCerなのでPCパーツのスペックには「かなり精通」しています。ただ、PCパーツ選定に絶対的な正解はありません。
人それぞれ好みがあり、最終的に選ぶパーツ構成は「正解のない答案用紙」です。ただ、明らかに「間違い」と言える答案用紙もあります。それはスペック過剰orスペック不足の答案用紙です。
そんな僕のスペック選定をシンプルに紹介すると、先ず一番目に決めるスペックは「CPU」と「グラボ」です。
理由は、パソコンの金額の大体8割を占める重要部品だからです。考え方はシンプルです。
- CPU
基準は高性能、ハイスペック。ただ、可能なら爆熱なCPUを避ける。
- グラボ
用途を見極める。
以上です。かなりシンプルです。CPUは良いとして、グラボの用途は確認が必要です。
例えば、4Kモニターでゲームしますか?
答えが【ノー】なら即3080以上グラボは切ってしまって構いません。
このように見極めれば良いです。とは言え、これは自作PCerの僕の模範解答であって【絶対的な正解】ではありません。
【G-Tune EP-Z】と【自作PCerの僕のパーツ構成】を比較してみる。
買うなら【G-Tune EP-Z】がオススメです。
おそらく、一番コスパ良くて売れ筋良い商品だと思います。
前回記事で僕が選んだパーツ構成と答え合わせも兼ねて比較してみます。 【G-Tune EP-Z】の金額は、年末年始セール「30,000円 OFF 」した後の金額です。
※僕が選んパーツの価格は【価格.com】の最安値です。
G-Tune EP-Z
僕のパーツ構成
OS
Windows10 Home
Windows10 Pro 0.3万
CPU
Intel Core i9-11900K(8コア16スレッド)
CPUクーラー
水冷(240mm)
グラボ
GeForce RTX 3080
メモリ
32GB(16GB×2)
SSD
M.2 SSD 1TB (NVMe)
HDD
4TB HDD
無し
マザボ
Z590 チップセット ( ATX / SATA 6Gbps 対応ポートx4 / M.2スロットx2 )
ケース
フルタワーケース (背面ファン x 1 上部ファン x 3 )
電源
1200W 80PLUS GOLD
金額(税込み)
34.4万
26.2万
図らずも僕が選んだパーツ構成が意外といい線突いてるので驚きました。
選び方の違いは、CPU、グラボ、マザボ、SSDですね。
- CPU
Intel Core i9-11900K(8コア16スレッド)だと、AMD Ryzen™ 9 5950X(16コア32スレッド)の相手になりませんね。そして、この11900Kは、かなり爆熱です。
- M.2 SSD
僕のパーツ構成の方が圧勝していますね。【G-Tune EP-Z】では初期M.2 SSDはおそらく安物で、Samsung製M.2 SSDはオプションで+1.8万です。
- グラボ
【G-Tune EP-Z】との価格差は3080を乗っけるかどうかの違いです。僕のパーツ構成を3080に交換すれば、+8万で金額は五分ですが、CPUがAMD Ryzen™ 9 5950Xなので【G-Tune EP-Z】のスペックを格段に上回ります。
- マザボ
マザボのスペックは【G-Tune EP-Z】に格段に劣ります。ただ、この価格差なら上位の安定グラボ「MEG X570 UNIFY 3.9万」(+2.6万)に変えても良いかも知れません。
パーツ構成を比較すると、PCの自作にコストメリットが出ているのが分かって嬉しくなりましたね。これなら手間の掛かる自作も意外とありかもと考えてもらえるかも知れません。
【G-Tune EP-Z】の売りは「3080を搭載していること」に尽きます。
3080のスペックは、4Kかつ144ヘルツのゲームで最大限発揮されます。FHD240ヘルツなら、3060、3070で十分耐えます。おそらく、高リフレッシュレートが出る4Kモニター(所謂ゲーミングモニター)を持っている人は少ないので、3080を買う人の大半が【オーバースペック】です。
自作PCerの僕が【G-Tune EP-Z】をカスタマイズするならコレ!
Intel Core i9-11900K(8コア16スレッド)は、爆熱なので冷却まわりを強化しておいた方が良いですね。
おそらく、240mm長の大型ラジエーターでもIntel Core i9-11900K(8コア16スレッド)を冷やし切れません。
水冷CPUクーラーをたった+6,000円で360mm長の大型ラジエーターに変更できるので、コレだけはカスタマイズ必須ですね。
M.2 SSDは悩みどころですね。正直、2.5インチSSDが付けれるならそれがベストですよ。2.5インチSSDならメンテナンスも楽なので。
しかし、M.2 SSDしか選択肢がないので、僕なら【+17,900円】の「Samsung M.2 SSD 1TB」をオススメしますね。理由は、M.2 SSDは、後でアップグレードしづらいからです。
「M.2 SSD」を「2.5インチSSD」と同じで後でアップグレードしたら良いでしょ?
と安易に考えると確実に痛い目を見ます。
M.2 SSDはPCパーツの中でも特に「二度と取り出したくない奥深くの場所」に刺さっています。おそらくグラボや簡易水冷の取り外しが必要です。グラボや簡易水冷は「取り外しが難しいパーツ」です。2.5インチSSDの交換の経験があるから「M.2 SSD」を後で自分でアップグレードできると考えない方が良いです。
また初期のM.2 SSDは、おそらくかなりの安物なので耐久性が不安です。SSDメーカーでオススメは、Crucialか、Samsungですね。どちらも高品質です。M.2 SSDでは高品質メーカーのSamsung製ですら耐久性で指摘されることがあるので、僕はM.2 SSDの部品選定は慎重です。
【G-Tune】ゲーミングPCは「サポート修理保証」があるので安心です。
【G-Tune】ゲーミングPCには「サポート修理保証」があって安心です。
BTOパソコンの良さは、確実に動作保証された完成品が届きます。
そして、有料ですがサポート修理の期間延長もオプションで付けれます。
ゲーミングPCはどんなに良い代物でも、グラボのドライバー更新などで急に起動しなくなります。
僕は以前マウスコンピューターでゲーミングPCを買って、3年間のサポート保証期間中に、グラボが2回動かなくなり2回とも無償でサポート修理(送料も無料でした。)をしてもらいました。
いざという時にサポート修理があるのは大変助かりました。
購入前に「M.2 SSDのアップグレードもサポート修理の対象か」を値段も含めて確認しておいた方が良いかも知れませんね。
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