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お世辞にも「うまい」とは言えない。

自分で言うのもなんですが、正直言って、演奏中の僕はピアノをかなり上手く演奏していると思っています(若干ミスタッチがあったとしても。)。ただ、この動画を見る限りすべて勘違いだったようです。自分の感想としては

  • 指が生き生きしていない。
  • 全然楽しそうに見えない。
  • 全然うまく見えない。
  • 演奏されている音も全然だめ。

など、お世辞にもうまいとは言えないです。明らかに「弾いている時の自分の世界」と動画で見る客観的な世界に違いがありすぎて、驚きました。当の本人は、動画を見るまでは「自分はかなり弾きこなしている。」「指も思いの外、動いている。」と思っていましたが、動画で見る自分の指はその真逆で全然です。この勘違いは一体どこから来るのか、何度も言いますが自分で驚いています。

僕の頭の中ではCPU処理が100%の状態

動画を見る限り指は全然動いてないように見えますが、これでも全開で頭を使っていて言うなら、端的に言うなら「限界」です。頭の中では、次の音符、左手の和音、付点音符のリズムなどが並列処理されています。なのに、実際は何も指が動いていないという。

これに似た勘違いの経験

これに一番近い経験は、タイピングの練習のときです。練習しだした頃のタイピングの速度は、1分間に80文字でした。それが、一ヶ月くらい練習した結果一分間に120文字ほどに速くなりました。これがブラインドタッチかと思っていたところ、友達は一分間に230文字ほどの速さでした。自分では、恐ろしくタイピングが早くなっているつもりが、客観的に見ると全然速くなかったと勘違いの経験があります。当時、一分間に200文字を越える打鍵は異次元だとおもっていましたが、結果的に一分間に300文字以上打てるようになりました。

似た経験がいくつもあります。

小学校の頃、水泳教室に通っていたので水泳にはこれでも自信がありました。ただ、期間を空けてジムに通い始めたころ、400メートルですらクロールを連続で泳ぐのは限界でした。三ヶ月くらいジムに通い、ようやく30分ずっとクロールで泳げるようになりました。体力的にはそれが限界でした。ただ、ジムに来ている人には一時間以上クロールできる人が多くいました。

その人と僕とは違うのか?

それは継続することでした。

「僕は運動神経良い方だ」と考えていましたが全くの勘違いでした。なんと、その後、控えめに言っても、僕が一時間連続でクロールできるようになるには、さらに半年以上かかりました。クロールは25メートルの都度何度も立ち止まって休憩しました。これは僕の身体能力的に無理なことなんだと思いましたが、クロールを何度も続けているうちに、日々わずかに泳げる量に変化がでました。

それから、数年毎日水泳した今では、調子がいい時は1時間で2キロ泳げるようになりました。

3ヶ月目で「下手だからと諦めるわけにはいかない」です。

これは僕の場合ですが、僕は一回目で上手くいくなんてことは人生でありませんでした。これも同じです。仕事も忙しく、そして、「これを続けて具体的に何かが確約」されているわけでもなく辛い気持ちしかないですが、唯一貫きたいこととしては「継続したい」ということです。

必要なことは、諦めないで「続ける」こと。

僕の心境としては、大げさですが「絶望」に近いものがあります。

上の経験からして「諦めて」はダメなのだと思ってます。クロールの時は、本当に「どうやれば泳げるのか?」わかりませんでした。自分が一時間もクロールできる人間になっていることすら想像できませんでした。今の気持ちも同じで、どうやれば他の人が弾いているような指が飛び飛びに弾けるようになるのか、自分がそうなれるかは分かりませんが、継続の先にそれがあるのだと思います。

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