本を読むにしても、本を取り出すのが面倒くさい。
本をめくるのも面倒くさい。本を片付けるのも面倒くさい。
僕は極度の面倒くさがりです。こんな面倒くさがりだと、進むことも何も進まない訳です。ただ、iPad Proを買ってから、僕の生活はシンプルになって進んでいる感じがします。
iPadのおかげで何かを始めるまで(着手するまで)のハードルが下がったからです。
例えば、「●●(読書等)します。」となった時、そのハードルは、本質的な行動(※)と無駄な行動(※以外)が必ず入ります。これに対して、iPadだとシンプルになります。
「本の読書」と「iPadの読書」の比較
iPad Proによって、読書、絵、作曲、さらにはピアノ練習すら、これ一台で、どこにいても、いつでも楽しめるようになりました。この記事では、iPadで「読書、お絵描き、DTM、楽器の練習」が圧倒的にシンプルになったことを紹介します。
読書
皆さんは読書するのが面倒臭いということはありませんか?
僕は本をめくることすら面倒くさいです。何より読書は、机に座って本を開くという動作からして、自分にはハードルが高いです。僕の部屋には本棚があります。ある時から並べられた本を見て、気分が悪くなるようになりました。
本を読むにしても、カバンに入れて持ち歩いたところで開くこともなく。場所だけ無駄に取る塊をどうにか一掃したくなりました。このため、持っていた本のほぼ全てPDF化してiPadで持ち歩いてます。おかげで、以前よりも、本にアクセスする心理的ハードルが低くなりました。
ちなみに、僕のiPadには本が200冊くらい入っているので、常に200冊持ち歩いてる満足感があります。また、iPadに常備していない本でもHDD(本棚)に1000冊ほどあるので、忘れかけで見たいと思う本はそれを引き出せばいつでも見ることができるようにしています。
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クリップスタジオ(Clip Studio)
絵を描くということも、シンプルにしています。
消しカスや、資料を机に広げるだけで机が埋まるのはかなり窮屈です。
本来、絵を描くことは、机、画材ありきですが、iPadとApple Pencilがあれば、それらから解放されます。絵を描くのに使用しているアプリはクリップスタジオ(Clip Studio)です。
絵を描いていると、膨大な資料の中から特定の写真だけ見ながら書きたい時があります。そんな時は、iPadに膨大に入っている本を楽に検索することができます。かなり便利です。
DTM(作曲)
作曲というと大がかりに聞こえます。また、本来なら譜面を用意して、それに描いた後、その音楽を楽器で演奏してみて音を確認するというものです。
また、音楽の形態によっては、一人の演奏で完結しない場合があります。バンドなどが、その典型です。仮に、バンドを組むと、ギター、ドラム、ベース、ボーカルで4人必要です。その上、各人のスケジュールを合わせて、、、。
楽器なんか面倒くさいの極みです。それが、iPadがあれば一台で完結します。
余談ですが、物量のみ考慮すれば4人で意見を出し合って一つの曲を作る方が良いものができると思います。少なからず、ギターなりドラムなりそのパートを専門としている人が集まって意見を出し合う訳です。ただ、僕は意見を交換するのですら面倒くさがるので、iPadで一台で自分一人で完結することを選びます。
ピアノの練習
このご時世の中、皆さんはグランドピアノを部屋に置いて練習したいですか?
答えは「ノー」です。
これが楽器練習の心理的ハードルです。また、ピアノの先生が必須です。僕はピアノを独学で練習をはじめて、これは間違いないと実感しています。ただ、安心してください。ピアノ先生の代わりにピアノ練習アプリがあります。「ピアノ教室に通う場合」と「iPadのピアノ練習アプリを使う場合」でピアノの練習を比較してみます。
「ピアノ教室」と「iPad」の比較
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確かに、アプリと人とでは、質が変わるのは事実です。僕は次のように考えています。「人に対して8割くらい教え方が充実していれば構わない。」とします。決して「ピアノ教室>アプリ」ではないことに着眼します。
ピアノ教室に対してアプリが圧倒的に勝る点は?
同じことを何度も繰り返せる点です。
ピアノは同じことを何度も繰り返し練習するものです。二週間前の授業を学び直したいと思っても、ピアノ教室では無理ですが、アプリだと一回クリックすれば再現されます。結果アプリで全然構わないということになります。iPadが一台あれば、もれなくピアノの先生もついてきます。
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最後に
この記事をはじめ書いていたときは、どちらかというとiPadの紹介がメインになると考えていました。
しかし、記事を書いているうちに、僕が日頃考えている行動の深層が見えてきて、結果、自分が知れる面白い記事になったなと思います。まとめると、結局のところ僕は面倒くさがりです。ただ、日々の生活では積み上げることで評価される成果が大きいです。そのため、面倒くさくても何かをやらなければならないと思う次第です。
面倒くさいからこそ、無駄を省いてシンプルにするということ。無駄な行動を省くことは、もっとも本質的なことのみに専念できるということです。これは今後も大切な視点だと改めて思います。
再度、読書を例にすると、本を読まないで、本をめくるだけを読書ということもできる訳です。
無駄なことを省き、心理的ハードルを低くして、継続性を高める。習慣化することが大切だと思います。
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