一生使えるモノに憧れます。
モノに対しても思い出が宿るからです。グレゴリー(Gregory)デイアンドハーフパックは、一生使えるバックパックとして定番です。
僕が今持っているグレゴリー(Gregory)デイアンドハーフパックは、大学受験時代からかれこれ十年ほど使っています。学生時代でお金もないのに、当時たしか3.6万円だったこのバックをなけなしの全財産をはたいて買いました。
3.6万円出した後の僕の財布には、700円くらいしか残って無かったです。このバックパックは山程ある参考書が全て収まりました。無事に僕と一緒に受験を乗り切り、大学通学用のカバンとして寝食を共にしました。
思い出が詰まるグレゴリー(Gregory)デイアンドハーフパック
大学も難なく乗り切って、次は大学院です。ずっと一緒です。
その後、就職した会社でも、このカバンで出社しました。
しかし、先輩社員から「バックパックで会社に来るな。」と言われたので、一時期プライベート専用になりました。ただ、その部署を異動するタイミングで、このバックパックも会社復帰しました。その後、その会社を退職することになり、一度実家に帰ることにしました。薄暗い停車場で夜行バスにカバンを渡して乗りました。その時のカバンもこのバックパックです。そして、転職した今の会社ではずっと共に出社しています。
会社帰りにはスーパーで夜の材料を買いますが、容量が大きい分大変助かります。今ではこのカバンに入り切らないほどの思い出が、ぎっしり詰まっています。
グレゴリー(Gregory)
グレゴリー(Gregory)はアウトドアや登山用のバックパックを製造しているアメリカ合衆国カリフォルニア州にある企業です。
創業は、世界的なクライマーとして有名だったウェイン・グレゴリー(Wayne Gregory)が、市販の様々なパックを使用したがいずれにも不満を感じたため、1970年に自らデザインした「グレゴリー・パック」を作ったのが始まりです。
グレゴリー・パックは内部フレームを持ち、体のサイズを測って製造されるという非常に画期的なものだったようです。
このバックパックのそもそもの用途が登山用であり過酷な環境下でも、登山家の生命が確実に守られるように設計されています。創業以来40年以上にわたり、グレゴリーは品質への執念と細部へのこだわりをもってバックパックを作っています。
このため、グレゴリー(Gregory)のバックパックは他のバックよりも耐久性に定評があります。
汚れたら裏返して洗う。その後、日陰で乾燥させる。
長期で使うバックパックはどうしても汚れます。
僕で言えば、コインランドリーに洗濯物を運んでる際にグレゴリー(Gregory)デイアンドハーフパックに入れていた洗濯洗剤が溢れ出るということがあり、このバックパックごと洗う手間があって、その時に裏返してそのまま洗濯機に入れて、後は日陰で乾燥させました。
当時調べましたが、この洗い方で正しいと思います。ただ、「加水分解」コーティング?ポリウレタン(PU)コーティング?が剥がれないような洗い方・対策について気になるようでしたら、この洗濯機に入れて洗うだけの洗い方では不足していると思います。
要するに、このバックパックの清掃はとても楽です。洗剤にこだわるなら「ニクワックス テックウォッシュ」を使えば良いと思います。僕は、普通の洗濯洗剤で洗ったと思います。
グレゴリー(Gregory)バックパック8年目にジッパー修理
グレゴリー(Gregory)の製品は、長く利用することを前提として作られているため、万が一の修理にも窓口が用意されています。購入時のグレゴリー(Gregory)タグが保証書になっていて、保証期間は無期限のようです。
僕のグレゴリー(Gregory)デイアンドハーフパックは8年目くらいにジッパーが破れたため修理に出しました。購入時のタグを保証書だと思っておらず普通に捨ててしまったので有償で修理に依頼しました。
金額は、送料込みで6,000円ほどでした(意外と安いと思いました。)。
グレゴリーに入れてるもの
写っているものは、財布とiPadと水泳のゴーグルですが、会社に行く際はこの他に水着や弁当を入れています。
年を重ねても
グレゴリー(Gregory)デイアンドハーフパックは、今後も僕と共に人生を歩むと思います。
そして、僕にもいつか子供が出来て、当時の僕と同じ年頃になったら、このバックを譲ろうと思います。かつての「僕」と同じく空の下を歩いていく日がやってくるかもしれませんね。
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